ブレーキの効きが悪い~ディスクブレーキとブレーキ液~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

バイクのブレーキには『ドラムブレーキ』と『ディスクブレーキ』とありますよね。
今回は『ディスクブレーキ』についてのお話しです。

中・大型バイクを中心に使われているディスクブレーキですが、
私、知りませんでした。
ブレーキの中に液体が入っていること・・・
ディスクブレーキの仕組みがわかっていなかったんですね・・・お恥ずかしい・・・

ディスクブレーキの仕組みです。  
 ※油圧式ディスクブレーキ(フロント)の場合   ブレーキのイメージ

このマスターシリンダーの中のブレーキ液ってのが量が少なくなっていると
ブレーキの効きが悪くなってとっても危険なんです!
だから、日常点検の項目にも入ってるのでちゃんと確認をしたいですね。
でも、ブレーキ液が適量になっているからといって安心はできませんよ。
古いブレーキ液は『ベーパーロック現象』起こす可能性もあるんです!
教習所で遥か昔に聞いた気がしますね。
私はずっと、ペーパーロックだと思ってました・・・ペーパーって・・・

ベーパーロック現象 ブレーキが効かない!

簡単に言うと、ブレーキ液の中に気泡が発生してしまい、ブレーキをかけても
気泡を潰すだけでブレーキキャリパに力が伝わらなくなって
結果ブレーキが効かなくなってしまうんです。
走っていてブレーキが効かないって・・・怖い・・・

また、ブレーキ液は使っているうちに空気中の水分を吸収してしまうんです。
吸収した水分によってブレーキ部分が錆びたりして
ブレーキが効きにくくなることもあるんです!

こちらが古いブレーキ液。飴色のようになってますね。
imgp5168
↓↓↓↓↓
交換後はこんな感じ♪きれいなブレーキ液が入りました♪
imgp5169

ちなみに、油圧式のクラッチを使っているバイクはクラッチ液にも
ブレーキ液と同じものを使っているので交換が必要ですよ!!

バイクによっては車検のない排気量のバイクでもディスクブレーキをしようしている機種もありますね。
日本は湿気の多い国です。ブレーキが効かない!?なんてことになる前に、
定期的にブレーキ液の交換を!お店にご相談下さいね!

 

関連記事

  1. エンジンがかからない ~スパークプラグ~
  2. オイル交換
  3. エンジン不調 ~エアクリーナーエレメント~
  4. ドライブベルト

最近の記事

PAGE TOP