例えば、エンジンオイル交換もしたし、バッテリーも十分なはずなのにエンジンがかからない・・・
もしかしたら、「スパークプラグ」が原因かも・・・
スパークプラグも消耗品なんですね~。
簡単に言うと、バイクはガソリンを燃料として走りますよね。
ガソリンは燃焼室ってところで燃えますが、そのガソリンに火をつけるのがスパークプラグ。
スパークプラグには電極が付いていて、電子ライターみたく火花を飛ばしてガソリンに火をつけます。
でも、この電極は使っているうちに摩耗して丸くなっちゃうんですね。
丸くなってきちゃうと、火花が飛びにくくなって加速しにくくなったり、
最悪エンジンがかからなくなっちゃうこともあるんですねぇ。
写真は左が新品で、右が電極が摩耗したスパークプラグです。
ちなみに、このスパークプラグですが、摩耗してエンジンの調子が悪くなるばかりではありません。
例えば、燃料の不完全燃焼によってカーボン(燃えカスみたいなモノ)が発生しプラグ発火部に堆積すると、
中心電極と金具間の絶縁抵抗を低下させミスファイヤーにつながってしまいます。(写真1 くすぶり)
また、バイク(2サイクルエンジン)では発火部に付着したカーボンにオイル、ガソリンがかぶった状態で、
急に絶縁抵抗値が下がりミスファイヤーを起こしてしまいます。(写真2 かぶり)
スパークプラグそのものが不良品であったり、破損した場合の交換はもちろんですが、
使用しているうちに出てくる症状もあるので、やっぱり定期的な点検は欠かせないですね。
バイクには車検が義務付けられていない車種もあるので、
点検出してないなぁ・・・と思ったら当店はもちろん、お近くのバイク店へお気軽に行ってみて下さいね。